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この記事はこのような方にオススメ
- ステーブルコインが何か知りたい
- ステーブルコインの購入方法を知りたい
ステーブルコインは昨今注目されている新しい金融サービスDeFiの一種であり、
仮想通貨(暗号資産)でもあります。
ステーブルコインって?
どの取引所で取り扱ってるの?
初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ステーブルコインって?
ステーブルコインとは
法定通貨やコモディティなどの価格と連動するように設計された仮想通貨(暗号資産)の1種です。
英語表記はStablecoin。
仮想通貨(暗号資産)は株式や債券、不動産など他の金融商品と比較すると
上がるときは上がり、下がるときは極限まで下がることもあります。
例えば株式であれば実体経済と連動しているため、直接ではなくとも資産の裏付けがあると言えます。
仮想通貨(暗号資産)は実態経済と連動していないための価格変動が激しいのです。
そのような良くも悪くもな仮想通貨(暗号資産)を、
法定通貨などに連動させることで安定した資産を目指した仮想通貨(暗号資産)として設計されたのがステーブルコインです。
安定した価格の維持が期待できるステーブルコインはブロックチェーンサービスや決済手段の普及につながるような目的があるのです。
価格推移の比較
ビットコイン
Apple
S&P500
テザー(ステーブルコイン)
直近5年でどのような価格推移になっているのか比較してみました。
為替の変動を入れずに推移をみるため、すべてUSD(米ドル)ベースで抽出しています。
※グラフは全て2024年4月22日から過去5年の推移
ビットコイン
上記のグラフのように、仮想通貨(暗号資産)の価格変動はかなり激しいものになっています。
変動が激しいのは大きなリターンが期待できるため資産として悪いわけではないですが、
決済手段として使うとしたら毎日変動する通貨は大変ですよね。
過去5年のうち、1BTCの最低価格は5165ドル、最高価格は6万9711ドルとなっています。
価格幅は1349%ほどで、仮想通貨(暗号資産)の価格変動に驚かされます。
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Apple
ウォーレン・バフェット氏のポートフォリオの多くを占めるAppleはS&P500、GAFAMの中でも株価の上昇が著しいですが、
過去5年でみるとやはりビットコインほどの大幅な変動ではないです。
最低価格が43ドル、最高価格が197ドルとなっているため価格幅は458%です。
これでも利回りで考えたらとんでもない数字ですよね。
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S&P500
米国企業を代表する約500の企業が採用されている株価指数です。
インデックス投資の代表格ともいえるS&P500ですが、過去20年の平均リターンは10%ほどと言われていますよね。
過去5年でみると、最低価格が2304ドル、最高価格が5254ドルで価格幅は228%となっています。
テザー(USDT)
テザーは米ドルの価格と連動するように造られたステーブルコインです。
1ドル=1USDを目指しているため、過去5年の推移をみると安定感がわかるのではないでしょうか。
グラフは若干上下しているように見えますが、過去5年の最低は0.99ドル、最高は1.01ドルとなっているため、
変動幅はわずか102%です。
ステーブルコインの必要性って?
仮想通貨(暗号資産)であってもビットコインとテザーの価格推移は歴然ですよね。
ただ、米ドルに連動しているならドルのままで良いのでは?
そう考える方も少なくないはず。
ステーブルコインの必要性を紹介していきます。
ステーブルコインの必要性
価格が安定している
法定通貨の代替
ブロックチェーンサービスの利用
価格が安定している
米ドルと連動しているテザーの場合は、
アセットアロケーションでは米ドルと同じ立ち位置で考えることができます。
他にもステーブルコインは金などの安定資産を担保にしているものが多いため、
従来の仮想通貨(暗号資産)とは全く異なる立ち位置で保有、管理ができるのです。
法定通貨の代替
現金である日本円を持って、アメリカに行った場合、
現地で買い物などをするには米ドルに両替をする必要があります。
それが、米ドルと連動しているテザーであれば両替をせずに米ドルを持っていることと同じため、
法定通貨の使いにくさ(両替の手間など)を解消することができるのです。
ブロックチェーンサービスの利用
ステーブルコインが作られた理由として最も多く挙がるのがブロックチェーンサービスの利用です。
NFTやDeFiなど既存のブロックチェーンサービスは基本的に法定通貨が使えません。
そのため、法定通貨を仮想通貨(暗号資産)に換える必要があるのですが、
さきほどのビットコインの推移のように、通常の仮想通貨(暗号資産)は価格変動が激しいです。
ずっと右肩上がりなら良いですがそれはわかりませんよね。
法定通貨と連動しているステーブルコインなら安心して保有ができるのではないでしょうか。
ステーブルコインの種類って?
魅力的なステーブルコインですが、4つの種類に分けることができます。
ステーブルコインの種類
法定通貨担保型
暗号資産担保型
アルゴリズム型(無担保型)
コモディティ型
法定通貨担保型
法定通貨担保型は米ドルなどの法定通貨に価値を裏付けられている仮想通貨(暗号資産)です。
法定通貨担保型は法定通貨を担保にしていて、発行元が担保とするための法定通貨を一定数保有している仕組みとなっています。
法定通貨担保型のステーブルコイン
テザー(USDT)
バイナンス(BUSD)
USDコイン(USDC)
などがあります。
暗号資産担保型
仮想通貨(暗号資産)を担保にしているステーブルコインで、
価格変動が激しいため、下落しても価値を保てるような過剰担保を導入していることが多いです。
暗号資産担保型のステーブルコイン
ダイ(DAI)
sUSD(SUSD)
などがあります。
アルゴリズム型(無担保型)
価値を担保する資産を用意せずにアルゴリズムで価格が安定するように造られたステーブルコインで、無担保型とも呼ばれます。
供給量をコントロールして価格を維持する仕組みです。
アルゴリズム型のステーブルコイン
フラックス(FRAX)
ニュートリノUSD(USDN)
などがあります。
コモディティ型
金や銀などの物理的資産を担保として、価値が連動するステーブルコインで、
アセットの多様性をもたせる目的に有効です。
コモディティ型のステーブルコイン
PAX Gold
ZPG(ジパングコイン)
などがあります。
国内取引所で購入できるステーブルコインって?
国内取引所で購入できるステーブルコイン
ダイ(DAI)
ダイ(DAI)はメイカー財団によって開発されたDeFiプロジェクトで、
イーサリアム上に構築された暗号資産担保型のステーブルコインです。
ダイ(DAI)が購入できる国内取引所
ダイ(DAI)が購入できる国内取引所
コインチェック
GMOコイン
DMMビットコイン
ダイ(Dai)の購入にオススメの取引所を紹介します。
ステーブルコインの今後は期待できる?
仮想通貨(暗号資産)の中でも特異な立ち位置のステーブルコイン。
今後に期待できる点を挙げていきます。
仮想通貨(暗号資産)の相互運用化
通常の仮想通貨(暗号資産)は各銘柄ごとに独立したブロックチェーンで作られているため、
相互に運用できないものがほとんどでした。
ただ、近年ではイーサリアムだけでなくさまざまなブロックチェーンで利用できるような開発が進められていたりと、
相互運用化が今後期待されています。
相互運用化が進むとステーブルコインの需要と利用は拡大する可能性があるのです。
ステーブルコインの法規制
日本では法定通貨担保型のステーブルコインは、銀行・資金移動業者・信託会社に限定される法案が2022年に成立しています。
そのため、信用度や安心感が上がる可能性が高いと言えます。
ただ、海外の法定通貨担保型ステーブルコインが扱いづらくなる懸念もあるため、今後の動向に目が離せません。
ステーブルコインはDeFi(分散型金融)の1種
DeFi(ディーファイ)とは、ブロックチェーンを基盤にした中央集権的な管理者を必要としない金融サービスのことです。
ステーブルコインもDeFiのサービスに分類されています。
DeFiの主な種類
DEX(分散型取引所)
レンディング
リキッドステーキング
ブリッジ
デリバティブ
ステーブルコイン
などDeFiにはさまざまな種類があります。
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ステーブルコインを少額から購入してみよう
ステーブルコインをはじめとしたブロックチェーン技術は従来の遊び方や楽しみ方とは一線を画すのは間違いありません。
仮想通貨(暗号資産)のステーブルコインは新しい通貨の形ともいえます。
比較的安定した資産でブロックチェーンを楽しみたいという方には、ステーブルコインの相性はとても良いのではないでしょうか。
少額から購入ができるので、気になる方はぜひ購入の検討をしてみてください。