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Web2.0って?ティム・オライリー氏が提唱した次世代の概念!?インターネットやSNSの歴史、普及率を年代ごとに図解でわかりやすく解説!

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Web2.0って?ティム・オライリー氏が提唱した次世代の概念!?インターネットやSNSの歴史、普及率を年代ごとに図解でわかりやすく解説!

この記事はこのような人にオススメ

  • Web2.0が何か知りたい
  • Web3.0、Web1.0との違いを知りたい
  • 仮想通貨(暗号資産)などの購入を検討している

 

インターネットの新たな形と言われているWeb.3.0は、

ブロックチェーン技術を基盤とした分散型インターネットのことです。

仮想通貨(暗号資産)を理解する上で、Web1.0、Web2.0は避けては通れません。

 

Web2.0って正直わからない

インターネットの歴史って?

 

Webの成り立ちを知ることで、理解が深まることは間違いありません。

初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

 

Web2.0って?

Web2.0とは

2004年にアメリカのティム・オライリー(Tim O'Reilly)氏らが提唱した概念で、

ユーザー参加型のインターネットが流行した2005年からの時期を指すことが多いです。

ネぺ吉
ユーザー参加型って?

インターネットの歴史はWeb1.0、Web2.0、Web3.0の3段階で分類されています。

 

Web1.0ってどんな時代?

1995年にWindows95rが一般家庭に普及しはじめました。

WEBができたばかりのインターネット黎明期の時代を指します。

Web1.0の特徴

・静的で情報の流れが一方通行

・テキストが主体

この2つが主な特徴です。

 

Web1.0のコミュニケーションって?

WEBの進化の歴史はコミュニケーションの歴史とも言えます。

Web1.0では、情報の送り手と受け手が固定されていました。

メールやWEBサイト、ブログなどが当てはまります。

テキスト主体がほとんどで、画像はあっても一部、動画はほとんどありませんでした。

 

Web1.0時代の代表的なサービス

Web1.0のサービス

・Internet Explorer

・BIGLOBE

・みゆきネット

・mixi

インターネットで何かしたいときは、デスクトップパソコンからの利用がほとんどでした。

ケータイは今ではガラケーと呼ばれている、メールと通話、着うた・着メロなどの簡単な機能のみでした。

ネぺ吉
昔はそれでも便利だったのに今だと不便すぎるよね
もっと詳しく知りたい
Web1.0って?1995年のWindows95から始まった!?インターネットの歴史、普及率を年代ごとにわかりやすく解説!

続きを見る

 

Web2.0って?

2000年代初頭から、双方でコミュニケーションがとれるサービスが普及し始めます。

そして、初代iPhoneが2007年に発売したことで、SNSの時代となります。

Web2.0の特徴

・動的で情報の流れが双方向

・個人同士のコミュニケーション

・画像や動画が主体

この3つが主な特徴です。

 

 Web2.0のコミュニケーションって?

Web2.0ではスマートフォンの普及により、

友人間でのやりとりなどが簡単にできるSNSが使われるようになりました。

インターネットの回線速度が上がるにつれ、

テキスト→画像→動画、音声

と多様化していきます。

 

Web2.0時代の代表的なサービス

Web2.0サービス

・Google

・Facebook

・X(旧Twitter)

・instagram

・YouTube

・TikTok

Web2.0の主役はスマートフォンです。

パソコンと同程度の性能を持ち、メールや電話のみならず、SNSや写真・動画撮影などがすべてできるようになりました。

Web2.0がユーザー参加型といわれる所以ですね。

ネぺ吉
Web1.0はいろんな情報を見るほうに特化してたけど、

Web2.0は自分も発信側にまわることもできるようになったってことか

 

インターネットの歴史を振り返ってみる

Web2.0は2005年頃からを指しますが、

どのようにインターネットが普及していったのか、年代と共に見ていきましょう。

 

1967年~1969年インターネットの誕生

冷戦時代に軍事目的で作られたのが始まりと言われています。

万が一、核戦争が起きた場合に機密情報を持つコンピューターが

一か所にある場合、そこを攻撃されたら全てのデータが消されてしまう、という懸念がありました。

米国の国防総省が1967年に研究を開始したパケット通信ネットワークARPAnet(アーパネット)に資金提供を開始。

1969年から米国の大学・研究機関でインターネット接続の運用が始まりました。

 

1984年~1993年日本のインターネットの誕生

日本においては、1984年にJUNETと呼ばれる、

東京大学、東京工業大学、慶応義塾大学を結ぶネットワーク実験が開始されたのが始まりとされています。

1992年には日本初の商業用インターネットサービスプロバイダーIIJが設立され、1993年にサービスを開始

 

1995年Windows95が発売開始

1995年にMicrosoftが発売したWindows95をきっかけに、世界中でインターネットが普及するようになりました。

Web1.0はこの頃をスタートとしています。

ただし、当時は通信速度が遅く、従量課金のみだったためテキストが主体でした。

 

1999年ADSL、携帯電話のネットサービスが提供開始

定額でインターネットが使えるADSLが1999年に提供を開始し、常時接続するようになっていきました。

そして携帯電話のインターネット接続のサービスも開始されます。

当時は無秩序と言われていたインターネットも徐々に法整備が進んでいくようになっていくのです。

 

2000年Google、Amazonが日本でのサービスを開始

2000年はGoogle、Amazonといった巨大プラットフォーム企業が日本に進出した年でもあります。

行政やビジネスでインターネットの活用が加速していき、さまざまなサービスが誕生していくようになります。

ITバブル崩壊もこの時期です。

 

2004年mixi、Facebookのサービス開始

2004年はSNS元年とも言われ、日本ではmixi、アメリカではFacebookが誕生、リリースされた年です。

ここからSNSの時代がやってきます。

 

2006年AWS、モバゲー、ニコニコ動画のサービス開始

AWS(Amazon Web Service)、モバゲー、ニコニコ動画が2006年にサービスを開始。

この頃からインターネットはすさまじい勢いで拡大していき、個人の利用率は70%を超えるように。

 

2007年YouTubeの日本でのサービスを開始、初代iPhone販売

2007年にYouTubeが日本語対応となります。

そして日本では未発売でしたが、初代iPhoneがリリースされ、スマートフォンの時代がやってきます。

 

2008年iPhone3G、Facebook、Twitterが日本に上陸

2008年にiPhone3Gが発売され、前日から並ぶ人が出るほどの話題に。

Facebook、Twitterが日本語に対応します。

リーマンショックが起き、市場が大暴落しました。

 

2009年初の仮想通貨(暗号資産)ビットコイン運用開始

サトシ・ナカモトと名乗る人物が論文を発表し、

2009年1月に初のブロックが生成されます。

 

2010年Instagram、4Gのサービス開始

画像投稿がメインとなるInstagramが2010年にリリース。

テキスト主体だったFacebookやTwitterからSNSに大きな変化が生まれました。

4Gによりデータ通信速度が大幅に向上

 

2011年LINEがサービス開始

メールやSMSが主流だったメッセンジャーアプリに、LINEが登場。

瞬く間に広まり、国内のシェアを独占

 

2013年メルカリがリリース

フリマアプリのメルカリが2013年にリリース。

スマートフォンのみで完結できることから、人気がでました。

 

2014年Instagramが日本に上陸

欧米圏がメインだったInstagramが02014年、日本に上陸。

映えるをキーワードに若年層に浸透。

 

2017年TikTokがサービス開始、GoogleHome日本発売

2017年にはショート動画が投稿できるTikTokがサービスを開始。

SNSは画像から動画の時代に。

GoogleHomeが日本で発売され、IoT(モノのインターネット)が普及し始めます。

 

2019年Paypayがサービス開始

QRコード決済Paypayのサービスが2019年からスタート。

非接触でお会計ができるとして、ユーザー数が大きく増えました。

日本の広告費において、インターネット広告がテレビ広告を上回った年でもあります。

 

2020年各SNSのアクティブ率が上昇、5G開始

緊急事態宣言が発令、お家時間が増えたことで、各SNSのアクティブ率が上昇

超高速通信5Gも開始。

 

2022年ChatGPTが公開

2022年11月にOpenAIが開発しているChatGPTが公開。

AIブームの火付け役として話題となりました。

 

2024年ビットコインのETF承認

2024年1月、米国証券取引委員会が、ビットコイン現物ETFを承認。

仮想通貨(暗号資産)の転換期となる年といえます。

 

 Web2.0は2005年頃~現在

Web2.0の概念が提唱されたのは2004年ですが、

実際にサービスが普及しはじめたのは2005年くらいからです。

現在もWeb2.0の時代と言えるでしょう。

ネぺ吉
こうしてみると、インターネットの歴史って深いね

 

Web1.0からWeb2.0のインターネット利用の歩み

 

 Web1.0のインターネット利用率

個人のインターネット利用率でみると、1997年は9.2%だったのが、

翌年の1998年には13.4%、1999年には21.4%、2000年には37.1%と飛躍的にふえています。

iモードによって携帯電話でもインターネットが使えるようになったのが大きな要因です。

 

Web2.0のインターネット利用率

日本でスマートフォンが普及し始めた2008年には75.3%、2013年には80%を超えました。

2019年には90%に到達しましたが、その後は80%強で推移しています。

 

Web2.0ではインターネットは生活必需品に

Web1.0の初期はインターネットは一部のユーザーのみが利用していましたが、

携帯電話の普及により一気に増加、Web2.0が始まりスマートフォンが浸透するとインターネットは生活必需品に。

今はネットでほとんどが完結できるような時代となっています。

 

巨大プラットフォーム企業の台頭

巨大プラットフォーム企業と呼ばれるGAFAM筆頭が、世界を摂関する時期となります。

インターネットの利用率のみならず、利用頻度もあがり、

2019年にはインターネット広告費がテレビを上回るようにもなりました。

インターネットが生活の中心になる時代となるのです。

 

Web3.0の提唱

Web3.0はWeb2.0が抱える一部企業への一極集中を緩和するべく、

ブロックチェーン技術を用いて、中央集権型インターネットから分散型インターネットを目指す世界観が提唱されるように。

インターネットは新たな転換期を迎えているのかもしれません。

もっと詳しく知りたい
Web3.0って?ブロックチェーンとどんな関係があるの?図解や具体例を交えて、初心者にもわかりやすく解説!

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ネぺ吉
なるほどねえ

 

Web2.0でよかったこと

インターネットが生活の必需品となった昨今、

Web2.0でよかったことをピックアップしてきます。

Web2.0で良かったこと

・利便性が格段にあがった

・自分の好む情報が得やすくなった

・インターネット上の質があがった

3つ紹介していきます。

 

利便性が格段にあがった

ガラケー時代と比較して、スマートフォンでできることはとんでもなく増えました。

生活のすべてにおいて、ネットをうまく活用すると、利便性を各段にあげられるようになりました。

 

自分の好む情報が得やすくなった

SNSのアルゴリズムにより、自分が好きな情報が自動で表示されるように。

発信者と視聴者の距離も近くなりましたよね。

 

インターネット上の質があがった

さまざまな人たちの努力により、インターネットで得れる情報の質が格段にあがりました。

今となっては簡単な悩みであればほとんどが解決できるでしょう。

ネぺ吉
10数年でここまで変わるものなんだね

 

Web2.0の課題

Web2.0では巨大プラットフォーム企業をはじめとする、

さまざまなサービスのおかげでたくさんの恩恵を得れるようになりました。

その反面、課題もたくさんでています。

Web2.0の課題

・巨大企業への一極集中

・プライバシー保護、人権問題

・インターネット依存

3つ紹介していきます。

 

巨大企業への一極集中

賛否両論ありますが、巨大プラットフォーム企業のおかげで、生活が豊かになったのは間違いありません。

ただ、富や情報が集中しすぎてしまっているのは否めません。

ネぺ吉
これだけ豊にしてくれたんだからぼくは良いことだと思うけどね

 

プライバシー保護、人権問題

欧州を筆頭に、インターネット上でのプライバシーが課題となりました。

サードパーティークッキーの廃止は記憶に新しいですよね。

一部のユーザーによる誹謗中傷によって、人権問題も大きな課題となっています。

 

インターネット依存

気づかないうちにインターネットへの依存度が上がってしまっているのも事実です。

特に発達段階においては学習能力や集中力の低下が懸念されています。

気軽に使える分、自ら抑制するのは大人でも難しいですよね。

ネぺ吉
ほかにも情報漏洩とかまだまだ問題はあるよねえ

 

Web2.0の主流なインターネットサービス

Web2.0のサービスをいくつか紹介していきます。

Web2.0のサービス

・Google

・Amazon

・Facebook

・YouTube

・X(旧Twitter)

・instagram

・LINE

・TikTok

 

Google

1996年にラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏が研究プロジェクトとして始めたのをキッカケに、1998年にGoogleが創立されました。

2000年に日本語対応し、今では検索エンジンのほかにもさまざまなサービスを提供しています。

 

Amazon

1994年に自宅のガレージにてジェフ・ベゾス氏が起業し、1997年にはナスダック上場を行っています。

2000年に日本に進出し、今ではkindleやAmazon Primeなどサブスクリプションサービスも展開しています。

 

Facebook

2004年2月に当時大学生であったマーク・ザッカーバーグ氏が在校生向けのSNSを公開

いいねやコメントができる機能が人気となり、SNSの火付け役となりました。

 

YouTube

PayPalの従業員であったチャド・ハーリー氏、スティーブ・チェン氏、ジョード・カリム氏らが2005年に設立

2006年にGoogleが買収、2007年に日本語対応し、動画プラットフォームとしてトップの地位を確立しています。

 

X(旧Twitter)

ジャック・ドーシー氏が2006年に創業し、2008年に日本語対応。

その後、イーロン・マスク氏が買収し、2023年にX(エックス)に変更されました。

 

instagram

ケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏が起業からの支援を受けて始動

2010年にアプリをリリースし、2012年にFacebookが買収。

2014年に日本語対応され、画像投稿SNSとして若年層を中心に広まりました。

 

LINE

ネイバージャパンが2011年にサービスの提供を開始

クローズド型のメッセージSNSとして普及しました。

2023年にLINEヤフーとして経営統合。

 

TikTok

中国で抖音がリリースされ、のちにTikTokに。

2017年から世界で利用開始、ショート動画が10代を筆頭に人気となりました。

ネぺ吉
デバイス、通信速度が変わるにつれて、 どんどん増えていったよねえ

 

Web2.0を振り返ると気づくこと

Web2.0を振り返ると、インターネットが僕らの生活に完全に入り込んだ時期と言えるのではないでしょうか。

Web1.0の時のように、制限があったり、ルールが定まっていなかったり、というのがなくなっていきました。

オンラインをオフラインと同様の立ち位置で捉え、行動する方が増えてきていますよね。

非常に便利になったからこそ、

課題もたくさんあるわけで、これは一人一人が少しずつ対応していくしかないのではないでしょうか。

 

昨今話題となっているWeb3.0、ブロックチェーンは、その問題点の一部が解決される可能性を秘めています。

Web3.0で既に提供されているサービスも、きっと当時以上の驚きがあるはずです。

ぜひこの機会にWeb3.0の世界に触れてみてください。

きっと今までのインターネットとは全く違う楽しみ方ができるはずですよ。

  • この記事を書いた人

ネペ吉

投資歴3年の中年植物。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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