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Gってなんの略?3G、4G、5G!?bpsって?今更聞けないインターネット回線の歴史を図解付きで解説!

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Gってなんの略?3G、4G、5G!?bpsって?今更聞けないインターネット回線の歴史を図解付きで解説!

この記事はこのような方にオススメ

  • Gが何か知りたい
  • 3G、4G、5Gとの違いを知りたい
  • ネット環境に興味がある

インターネットを快適に使ううえで、通信速度と安定性はとても重要です。

 

最近は5Gという言葉をよく耳にするようになりましたが、

そもそも5とGとは何なのか、

実はわかっていないという方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は通信速度について紹介していきます。

通信速度の歴史を知ることで、WEBの知識が深まることは間違いありません。

初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

 

5GのGってなんの略?

Gとは

Generationの略で、日本語では世代という意味です。

通信技術を表していて、頭文字に入っている数字を合わせると、

3Gであれば第3世代の通信技術、

5Gであれば第5世代の通信技術ということです。

ネぺ吉
Gって言ったら黒いアイツかと思ったよ、、

 

通信速度って?

通信速度とは

データを送受信するための速度を示す指標です。

1秒間にどれくらいのデータを送受信できるか、というのをビット「bps」という単位で示します。

 

通信速度単位の換算表

「bps」のほかにも、「kbps」「Mbps」「Gbps」「Tbps」という表記があります。

それぞれの読み方や換算を表にしてみました。

単位(読み) 換算
bps(ビーピーエス)
kbps(キロビーピーエス) 1kbps=1,000bps=bpsの1,000倍
Mbps(メガビーピーエス) 1Mbps=1,000,000bps=kbpsの1,000倍
Gbps(ギガビーピーエス) 1Gbps=1,000,000,000bps=Mbpsの1,000倍
Tbps(テラビーピーエス) 1Tbps=1,000,000,000,000bps=Gbpsの1,000倍

単位が一つ上がるたびに1000倍の通信速度になります。

ネぺ吉
ほう

 

G(通信速度)の歴史

通信技術はインターネットの発展に密接に関わってきました。

1Gから5Gまでの歴史を振り返ってみます。

 

1G(1979年~)

自動車で通話できる電話サービスや、肩掛け型のショルダーホンに採用された、第一世代移動通信システムです。

主に音声通話、アナログ無線による通信規格で、使用料が非常に高くあまり普及はしませんでしたが、

のちの携帯電話に用いられる多くの技術が開発されたといわれています。

 

2G(1993年~)

アナログからデジタル方式の通信規格に変わって登場したのが、第二世代移動通信システムです。

パケット交換技術を用いた通信で、音声電話だけでなくデータ通信も展開できるように。

携帯電話でメールやインターネットが使用できました。

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3G(2001年~)

ポイント

・地上デジタル放送の視聴

・ビデオ通話

・写真付きメールの送信

・赤外線通信

・電子マネー

通信が国際基準となり、デジタルで高速データ通信が可能となったのが、第三世代移動通信システムです。

日本の携帯電話が海外でも使用できるようになり、最大3.6Mpbsまでデータ受信ができました。

画像データの送受信が可能になったことで、カメラ付き携帯電話が普及したキッカケに。

ネぺ吉
赤外線通信でアドレスとか交換したのが懐かしい

 

4G(2010年~)

ポイント

・動画のストリーミング視聴

・ライブ配信

・オンラインミーティング

スマートフォンに使用されている通信技術が、第四世代移動通信システムです。

最大で1Gbpsまで受信できるようになり、あらゆる場所で高速データ通信ができるように。

動画がストレスなく視聴できるようになったのが、インターネット文化にも多大な影響を与えました。

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ネぺ吉
もう14年も経ったのか、、

 

5G(2010年~)

ポイント

・4K、8Kの高画質配信

・車の自動運転

・スマートシティ

・家電のiOT化

・VRコンテンツの視聴

4Gの20倍の通信速度でデータ受信ができる、超高速大容量通信が第五世代移動通信システムです。

データ速度は最大で20Gbpsとなっていて、映画一本が3~4秒でダウンロードできると言われています。

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ネぺ吉
そこまで速い感じしない気がするんだよなあ

 

インターネット文化と密接に関わってきた通信速度

通信速度の歴史を振り返ると、

通信技術とインターネットの発展は密接に関わってきたことに気づきます。

3Gではガラケーで音楽を聴いたり、WEBサイトを閲覧したり、

4GではYouTubeやTikTokなどのSNSが流行ったり、、

 

5Gはどんな世界が訪れるのでしょうか。

 

日本ではトヨタが開発しているウーブンシティのようなスマートシティ構想はまだまだ馴染みがないかもしれませんが、

アメリカや中国、中東などさまざまな地域で開発が進んでいます。

これを可能にした最大の要因は5Gといっても過言ではないでしょう。

2030年ごろには6Gになるともいわれています。

数年後、どのような未来が待っているのか今から楽しみでしかないですね。

 

今、注目されているブロックチェーン

スマートシティ、IoT、AIなど、目覚ましい発展を遂げている現在。

昨今同じくらい話題となっているのがWeb3.0、ブロックチェーンです。

ぜひこの機会にWeb3.0の世界に触れてみてください。

きっと今までのインターネットの楽しみ方とは全く違う楽しみ方ができるはずですよ。

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  • この記事を書いた人

ネペ吉

投資歴3年の中年植物。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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