仮想通貨(暗号資産)のPoW-プルーフ・オブ・ワーク-とは？マイニングって？仕組みや代表的な通貨など、初心者にもわかりやすく解説！

仮想通貨(暗号資産)の根幹となっているブロックチェーン。

実は他にもさまざまなビジネスシーンで期待されている技術です。

PoWって何？

マイニングって？

初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)って？

コンセンサスアルゴリズムってなにが重要なの？

データの真正性を担保する仕組みというのがコンセンサスアルゴリズムです。

中央管理体の存在しない仮想通貨(暗号資産)は、

どこかでデータが破損したり、改ざんされてしまったときに発見することが必要になってきます。

仮想通貨(暗号資産)の取引データは

の手順で進められます。

この仕組みを定義するのがコンセンサスアルゴリズムなのです。

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)の特徴って？

仮想通貨(暗号資産)含むブロックチェーンで主に使用されているコンセンサスアルゴリズムは主に5つありますが、

その中で最も採用されているのがPoW(プルーフ・オブ・ワーク)です。

ネぺ吉

仮想通貨(暗号資産)といえばPoWってこと？

PoWを採用している仮想通貨(暗号資産)

世界ではじめてつくられた仮想通貨(暗号資産)はビットコイン(BTC)です。

PoWはビットコインのコンセンサスアルゴリズムに採用されていて、

その後に生み出された、ライトコイン(LTC)やモナコイン(MONA)、

ビットコインキャッシュ(BCH)などにも用いられています。

仮想通貨(暗号資産)の中で、最もスタンダードなのがPoWといえます。

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)の仕組み

ブロックを生成するのには、たった１つの「値」を探す必要があります。

そのためには膨大な計算が必要で、最も早く正解を見つけた人がブロック生成の権利を得る仕組みです。

マイニングって？

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)の良いところ

規制されている国や地域を除き、世界中どこでもマイニングができます。

マイニング専門の業者がいたり、取引や流通が安定しやすいため、仮想通貨(暗号資産)の価値が生まれやすいと言われています。

最も普及しているコンセンサスアルゴリズムなだけあって、

市場では一定の信用を確保できていると言えるかもしれません。

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)の良くないところ

計算に莫大な電気代がかかるのが大きな課題といわれています。

ブロックチェーンの計算にかかるコストが高くなると、マイニングが成功しても得られる利益が小さくなります。

PoWの取引は多数決によって行われるため、仮に過半数を超える51％以上が嘘の承認を行った場合、

その取引を成立させることができてしまう、51％攻撃のリスクも存在します。

また、データが蓄積されれればされるほど、

ブロック生成に時間がかかるようになっていきます。

ネぺ吉

どんな技術も良いところだけじゃないよねえ

コンセンサスアルゴリズムは次々に生み出されている

仮想通貨(暗号資産)に用いられているブロックチェーンは、まだまだ発展途上の段階にいます。

当初は最適だと考えられていたコンセンサスアルゴリズムでも、

次第に課題がでてきて、その都度試行錯誤され、新たな仕組みが生まれてきています。

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)の将来性って？

PoSやPol、DPoSなどPoWの課題を解決する仕組みが次々生み出され続けている中で、

PoWは仮想通貨(暗号資産)の中で最も用いられているコンセンサスアルゴリズムです。

51％攻撃や電力コストは昔からリスクとされてきましたが、

PoWが原因で淘汰された仮想通貨(暗号資産)はほとんどないと言われています。

新しい技術だからといって、必ずしも良いとは言い切れません。

仮想通貨(暗号資産)自体の価格や、市場の動向などにも目を向ける必要があるでしょう。

ネぺ吉

PoWがどんなコンセンサスアルゴリズムなのか、

なんとなくわかった気がする

ブロックチェーンがどのようなものなのか知るキッカケとして、

入口が仮想通貨(暗号資産)という方も少なくありません。

この機会に少額から始めてみても良いのではないでしょうか。