仮想通貨(暗号資産)の基礎知識

仮想通貨(暗号資産)と電子マネーは何がどのように違うの?共通点やそれぞれのメリットもわかりやすく解説!

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仮想通貨(暗号資産)と電子マネーは何がどのように違うの?共通点やそれぞれのメリットもわかりやすく解説!

この記事はこのような方にオススメ

  • 仮想通貨(暗号資産)と電子マネーの違いを知りたい
  • 仮想通貨(暗号資産)と電子マネーそれぞれのメリットを知りたい
  • 仮想通貨(暗号資産)の購入を検討している

 

仮想通貨(暗号資産)は近年注目されている、資産運用の1つです。

 

電子マネーと何がどのように違うの?

 

初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

 

 仮想通貨(暗号資産)と電子マネーの違いって?

結論からいうと、

仮想通貨(暗号資産)はブロックチェーン技術によって紐づけられているデータで、

電子マネーは現金(日本円)をデジタル代替したデータのことです。

 

仮想通貨(暗号資産)の特徴って?

仮想通貨(暗号資産)は特定の国家・法律によって保証されていない

暗号化されたデジタル通貨です。

現金や電子マネーのような管理主体は存在せず、

世界中の利用者の信用に基づいて価値が担保されています。

「ビットコイン」「イーサリアム」「リップル」などが代表的な仮想通貨(暗号資産)です。

もっと詳しく知りたい
仮想通貨(暗号資産)って何?初心者にも分かりやすく解説!

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電子マネーの特徴って?

現金(法定通貨)をデジタルデータに変換したデジタル代替のことを、

電子マネーと呼びます。

管理主体は企業、現金(法定通貨)と紐づいているため、同等の強制通用力を持っています。

主に4種類に分類でき、
「Suica」「PASUMO」などの交通系電子マネー

「WAON」「nanaco」「楽天EDY」などの流通系電子マネー

「iD」や「QUICKPay」などのクレジットカード系電子マネー

「PayPay」「LINE Pay」「楽天 Pay」などのQRコード系電子マネー

があります。

ネぺ吉
うーんまだちょっとわかりづらい

 

仮想通貨(暗号資産)と電子マネーの違いを整理してみた

①発行元が違う
②利用できるエリアが違う
③購入方法が違う
④価格の変動が違う

仮想通貨(暗号資産)と電子マネーの違いを4つ紹介していきます。

 

①発行元が違う

仮想通貨(暗号資産)はブロックチェーン技術によって作られているため、

特定の企業が管理していることはほとんどありません

電子マネーは企業によって管理されていることが大半です。

 

②利用できるエリアが違う

仮想通貨(暗号資産)は仮想通貨(暗号資産)決済を導入しているところであれば、

国や地域に囚われず世界中で利用ができます。

日本で利用できる電子マネーは主に日本円(現金)と紐づいているため

日本国内に限られます。

 

③購入方法が違う

仮想通貨(暗号資産)は取引所の口座に入金し、その後購入ができます。

一方、電子マネーは現金やクレジットカードからそのままチャージすることが可能です。

 

 ④価格の変動が違う

仮想通貨(暗号資産)は市場価格の変動によって、大きく価値が変わります

電子マネーは日本円の代替なため、円レートと同等です。

比較すると、仮想通貨(暗号資産)の変動幅は非常に大きく、電子マネー(日本円)は微量と言えます。

ネぺ吉
なるほど

 

仮想通貨(暗号資産)と電子マネーの共通点って?

①現金なしで決済(取引)ができる
②スマートフォンで決済ができる
③データで利用履歴が記録できる

仮想通貨(暗号資産)と電子マネーの共通点を3つ紹介していきます。

 

①現金なしで決済(取引)ができる

仮想通貨(暗号資産)、電子マネーどちらも現金を使わずに決済することができます。

両者に決済方法の違いはありますが、現金を持たなくとも支払いが完結できるのは共通のメリットです。

 

②スマートフォンで決済ができる

現金なしで決済できるというのと近いですが、

スマートフォンの専用アプリで決済ができます。

仮想通貨(暗号資産)の場合はウォレット、

電子マネーはQRコードやSuicaなどスマートフォンと連動したアプリを起動すれば、決済が可能です。

 

③データで利用履歴が記録できる

仮想通貨(暗号資産)、電子マネーどちらも、データで利用履歴が記録できます。

家計簿アプリなどを導入すれば、レシートを保管せずとも利用履歴をすぐに保存、可視化することができます。

ネぺ吉
ほんと便利だよね

むしろ現金の方が家計簿つけるときにめんどくさい

 

仮想通貨(暗号資産)のメリットって?

①投資として運用することができる
②国に関係なく利用できる
③国際送金ができる

仮想通貨(暗号資産)だからこそ得られるメリットを紹介していきます。

 

①投資として運用することができる

購入時から価格が上昇していると利益を得ることができます。

キャピタルゲインの投資先として人気の理由です。

 

②国に関係なく利用できる

仮想通貨(暗号資産)に対応しているお店であれば、

国などは関係なく利用することができます。

現金は日本円から海外の通貨に変換するだけで、手数料がかかりますからね。

 

③国際送金ができる

電子マネーは主に日本円と紐づいているため、国内の利用に限られます。

仮想通貨(暗号資産)は国などは関係なく利用できるため国際送金もできるのです。

ネぺ吉
ただ、仮想通貨(暗号資産)は変動も激しいから注意も必要だよ

 

電子マネーのメリットって?

①日本円の代替として利用できる
②自分に合ったポイント制度が利用できる
③利用方法がわかりやすい
④経済圏を利用するとお得

電子マネーのメリットも紹介していきます。

 

①日本円の代替として利用できる

日本の法定通貨である円と同じように利用できるのが、電子マネー最大のメリットと言えます。

日本で生活する限りは価格変動などを気にする必要はないでしょう。

 

②自分に合ったポイント制度が利用できる

電子マネーにはさまざまなポイント制度が利用できます。

同じ買い物をするにしても、現金と電子マネーではポイントだけで雲泥の差があります。

「塵も積もれば山となる」という言葉の通り、自分にあったポイント制度を利用すれば、

年間で数万円から数十万円もお得になる可能性があります。

 

③利用方法がわかりやすい

国内で普及している電子マネーは円の代替であり、日本人向けに作られたサービスです。

そのため、各企業が利用方法などをわかりやすく明示していて、操作に迷うことはほとんどないでしょう。

 

④経済圏を利用するとお得

ポイント制度が利用できるのと少し重なりますが、

各企業のクレジットカードや電子マネーの経済圏を利用すると、お得にポイントが貯められます

日本で最も有名なのは楽天経済圏でしょう。

貯まったポイントはNISAなど投資に使うこともできます。

ネぺ吉
一回設定しちゃえばあとは何もしなくて良いし、

勝手にポイントがNISAの投資信託や株になっていくよ

 

仮想通貨(暗号資産)と電子マネーどちらもうまく活用するのが良い

仮想通貨(暗号資産)と電子マネーにはどちらもメリットがあり、デメリットもあります。

どちらか一方に偏るのではなく、どちらともうまく付き合っていくのが良いのではないでしょうか。

 

電子マネーは経済圏を利用する

電子マネーは単発で利用すると、ポイントを最大限享受するのが難しくなります。

最初の設定は面倒ですが、決済するクレジットカードから、利用する電子マネー、銀行口座、証券口座など、

すべてを同じポイントが貯められる利用できる経済圏にする

同じ生活をしていても、ポイントだけで年間数万円から数十万円が貯まります

 

仮想通貨(暗号資産)は少額で始めてみる

リスクの高い投資ではありますが、仮想通貨(暗号資産)は少額で始めてみることができます。

それこそ数百円から数千円くらいで始めてみて、

仮想通貨(暗号資産)の相場変動に慣れてみる

そしてもう少し掛けてみたくなったらアセットアロケーションから、

無理のない程度に金額を増やす、という方法が良いのではないでしょうか。

  • この記事を書いた人

ネペ吉

投資歴3年の中年植物。 柴犬を飼って、自然に囲まれた場所で生活をすることが夢。

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