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この記事はこのような方にオススメ
- ビットコインが何か知りたい
- ビットコインETFや半減期を知りたい
- 仮想通貨(暗号資産)の購入を検討している
仮想通貨(暗号資産)の中で最も知名度のあるビットコイン(BTC)は、
ETF承認や半減期の到来などで、世間を騒がせています。
ビットコインって気になるけど難しそう
仮想通貨(暗号資産)ってあぶないんじゃないの?
という方にこそ知ってもらいたい内容です。
ビットコインの特徴や仕組みを知ることで、
仮想通貨(暗号資産)への見え方が少しでも変わると嬉しいです。
仮想通貨(暗号資産)ビットコインとは?
ビットコインは世界初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。
仮想通貨(暗号資産)は世の中にたくさん流通していますが、
2024年現在において、知名度・価値が最も高いのがビットコインです。
通貨単位 | BTC |
発行上限枚数 | 2,100万枚 |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work |
ホワイトペーパー | https://bitcoin.org/bitcoin.pdf |
公式サイト(日本語版) | https://bitcoin.org/ja/ |
ここがポイント
ビットコインは上限枚数が2100万枚と決まっていて、
コンセンサスアルゴリズムがプルーフ・オブ・ワーク!
まずはビットコインの歴史から紹介していきます。
ビットコインの歴史
ビットコインは2008年10月にインターネット上で、
サトシ ナカモト(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物が論文を発表したのが始まりです。
その論文をもとに、ビットコインのブロックチェーンが構築され、
2009年1月に公開されました。
ビットコイン、仮想通貨(暗号資産)が広まるにつれ、
サトシ ナカモト(Satoshi Nakamoto)が何者なのか注目されるようになり、
様々な説や名乗る人物が現れていますが、真実はわかりません。
従来の通貨とは全く異なるブロックチェーン技術、分散管理管理の金融システムなど、
画期的で斬新なアイディアがビットコインにはつまっています。
2010年ビットコインの取引所が開設されることになり、同年2月に最初の取引が行われました。
ビットコインの価格推移
円ベースのビットコイン価格推移
ビットコインの価値を表す単位は、1BTCでいくらなのか、で表します。
誕生した2010年頃は1BTCが0.07円だったのが、
2011年には70円、2012年には一時1500円まで高騰します。
その後も乱高下を繰り返し、
2024年6月現在では日本円で1000万円を超えています。
ビットコインが流通し始めた時に、
仮に100円買っていたら14億2800万円になっている計算になります。
1000円だったら142億2800万円ですね。
ビットコインは電子マネーとは違うの?
日本で用いられている電子マネーは国が発行した日本円をデジタル化したもので、
SuicaやPASMOなどが当てはまります。
日本円の代替なため、国・中央銀行によって発行・保証されていることになります。
一方でビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)は独自の通貨なため、
国や中央銀行などの担保となる組織がありません。
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ビットコインの仕組みとは
つづいて、ビットコインの仕組みを紹介していきます。
ビットコインの仕組み
・ブロックチェーンを使用した取引
・インターネット上に分散で保存される取引台帳
・中央銀行が存在しない
・発行枚数に上限がある
・いつでもリアルタイムの取引ができる
・PoW(プルーフ・オブ・ワーク)を用いている
ブロックチェーンを使用した取引
ビットコインはブロックチェーン技術を用いて取引ができる仕組みになっています。
ブロックチェーンがビットコインのベースになっていて、過去の取引をまとめた台帳の役割をしています。
データ改ざんに強く、インターネット上に取引が公開されるため、透明性が高いのが特徴です。
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インターネット上に分散で保存される取引台帳
取引情報がインターネット上で分散して保存されているのもビットコインの特徴です。
P2Pネットワークという端末同士が個別でつながり情報を管理する仕組みになっていて、
従来のように中央サーバーなどを必要としないため、サーバーダウンが起きないのです。
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中央銀行が存在しない
ビットコインには通貨を保証する仕組みは存在しません。
中央銀行のように市場動向によって流通数の増減をコントロールしたり、
国と結託して金融施策をおこなったりすることがないのです。
国や組織に依存せず、中央集権的な影響を受けないのがビットコインともいえます。
そして仮想通貨(暗号資産)はDAOという新しい組織概念のもと、運用されることが増えてきています。
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発行枚数に上限がある
ビットコインは発行枚数が2100万枚と上限が決められています。
仮想通貨(暗号資産)ごとに発行枚数の上限は異なり、
イーサリアムのように無制限のものもあれば、指定された枚数までの発行と決められているものもあります。
発行枚数が限られているビットコインは1BTCの価値は上がりやすいともいえ、
枚数上限がビットコインの半減期に密接に関係しているのです。
いつでもリアルタイムの取引ができる
ビットコインはインターネットにつなげれば、世界中どこでも・24時間365日いつでも取引ができます。
従来の銀行を介した海外送金と比べて圧倒的に早いこともあり、国をまたがったビジネスに有用と言われています。
ブロックチェーン技術を用いたDeFiやNFTなど、さまざまなサービスも同様にいつでも使えます。
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PoW(プルーフ・オブ・ワーク)を用いている
データの真正性を担保する仕組みというのがコンセンサスアルゴリズムです。
中央管理体の存在しない仮想通貨(暗号資産)は、
どこかでデータが破損したり、改ざんされてしまったときに発見することが必要になってきます。
仮想通貨(暗号資産)の取引データは
①誰が作るか
②正しいブロックとして認める
③新しいブロックが作られる
の手順で進められます。
ビットコインはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)という、
仮想通貨(暗号資産)で最も多く用いられているコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
どのコンセンサスアルゴリズムが用いられているかによって、
仮想通貨(暗号資産)の価値に影響するため、重要な要素の1つです。
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ビットコインのメリット7つ
ビットコインを持つことで得られるメリットを7つピックアップしてみました。
ビットコインのメリット
・個人間で直接送金ができる
・送金額の制限がない
・銀行よりも手数料が安い
・ビットコインが使えるお店なら外貨両替がいらない
・法定通貨化に期待できる
・いつでも送金・受け取りができる
・値上がりに期待できる
順に紹介していきます。
個人間で直接送金ができる
法定通貨の日本円をだれかに送りたいとき、銀行など金融機関を介する必要があります。
ビットコインの場合は法定通貨と異なり、個人のウォレットと呼ばれる、
仮想通貨(暗号資産)を入れるお財布に直接送金ができます。
まだ普及率が高くないので、家族や知人にビットコインで送るというのは難しいかもしれませんが、
銀行を介さずに直接の送金が仕組みがすでにあるのです。
送金額の制限がない
銀行経由で送金する場合は、送金金額お制限やネット銀行、ATMなどで手続きが必要ですよね。
今はネット銀行であれば送金は比較的スムーズにできますが、上限金額が決められています。
ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)は直接ウォレットに送金できるため、送金額の制限がありません。
銀行よりも手数料が安い
送金時の手数料が安いのもビットコインの魅力です。
DMMビットコインは送金手数料が無料の国内取引所もあるため、手数料を削減したい方にオススメです。
ビットコインが使えるお店なら外貨両替がいらない
海外旅行でお店のサービスを利用したいときは現地の法定通貨に両替して、支払いをする必要があります。
ビットコインなら発行国や使用できる地域の縛りがないので、ビットコインが使えるお店ならそのまま決済ができます。
中東のドバイでは不動産をビットコインで購入できたりもします。
法定通貨化に期待できる
エルサルバドルが2021年にビットコインを法定通貨としてから、数年が経ちました。
さまざまな課題はあるものの、海外からの送金コストを抑えられ、
銀行口座のない人でも金融サービスが利用できるようになったりとプラスの要素もあります。
ビットコインを法定通貨として導入する国が今後増えていったら、信用度も高くなっていくでしょう。
いつでも送金・受け取りができる
国や地域問わず、24時間365日いつでも送金・受け取りができるのはビットコインの大きな魅力です。
必要なのはインターネット環境のみなので、従来の法定通貨と比較すると使い勝手のよさがあります。
値上がりに期待できる
変動が激しいビットコインですが、市場に流通して以降、
株価と同じように停滞期も経験しつつも、価格は上昇し続けています。
投資のアセットとしてもっておきたいポジションを確保しつつあるのではないでしょうか。
ビットコインのデメリット4つ
ビットコインも良いところだけではありません。
購入を検討している方はデメリットも把握して、理解を深めていただきたいです。
ビットコインのデメリット
・値動きが大きい
・価値を担保する組織が存在しない
・ハッキングのリスク
・法律や制度が整っていない
デメリットを4つ紹介していきます。
値動きが大きい
株式や不動産など他のアセットと比較すると、値動きが大きくリスクが高いのがビットコインです。
値上がりに期待できる反面、大暴落も頻繁に起きる可能性があります。
仮に価値が50%下落したとしても、70%下落しても保有できる余剰資金で運用したいですね。
価値を担保する組織が存在しない
ビットコインは日本円でいう中央銀行のような発行元ないため、信用を担保する組織が存在しません。
ブロックチェーン、分散型管理はそういうものなのですが、
中央集権型がスタンダードな今の世の中では不安感や不信感を抱く人がいるかもしれません。
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ハッキングのリスク
ビットコインのブロックチェーンはインターネット上で管理・取引されているためハッキングのリスクがあります。
ただ、電子マネーやネット銀行など中央集権型のサービスも同様のリスクがあるため、
ビットコインだけのリスクというわけではなく、あらゆるインターネットサービスにあるリスクです。
法律や制度が整っていない
ビットコイン含む仮想通貨(暗号資産)、ブロックチェーンサービス全般において、
日本の法律や制度はまだまだ整っていません。
利益は雑所得扱いですし、消費者保護の制度も限りがあります。
分散型管理は中央管理型と相反するものになるため、国をはじめとした従来の組織は規制を進めていく可能性があるのです。
ビットコインを購入する目的って?
国や地域の決定に左右されない自由な通貨がビットコインです。
仮想通貨(暗号資産)を保有していなかったり、金融知識や投資経験があまりないと、
短期トレード(投機)目的と考える人が一定数います。
ただ、実際にビットコインを短期トレード(投機)しているのは一部の人だけです。
ビットコインの主な購入目的
・決済目的
・資産運用目的
・送金目的
ビットコインを購入する目的を3つ紹介していきます。
決済目的
ビットコインは仮想通貨(暗号資産)のため、決済に活用することができます。
ビットコイン決済ができる主なお店
・ビックカメラ
・DMM.com
・メガネスーパー
大手家電量販店などで日本円の代わりとして決済ができます。
他にもコスメやアパレルなどで利用できるところがあったり、
コインチェックではでんきやガスなど公共料金をビットコインで支払えるサービスもあります。
ビットコインってけっこう使えるところってあるんだよね
資産運用目的
中長期の資産運用のために、ビットコインを購入する方が多いです。
仮想通貨(暗号資産)の中で、最も価値があるのがビットコインなため、
まずビットコインだけを購入してみる
もしくは
ビットコインとイーサリアムを購入してみる
という方が多いのではないでしょうか。
500円など少額からビットコインを購入できる国内取引所もありますし、
おこづかい程度で試しに買ってみるのも良いですよね。
少額投資って価値があると思う
送金目的
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、他国で働き現地の通貨を給与として受け取っていたりすると、
送金用としてビットコインを活用する人もいます。
自国での収入が期待できずに海外に出稼ぎに行く人がいる中で、
毎回、通貨を両替していては手数料が大きく取られます。
ビットコインは送金目的としても向いているのです。
ビットコインの今後の可能性って?
2024年はビットコインの半減期を迎えた節目の年です。
購入を検討するにあたって、今後の可能性がどれくらいあるのか気になりますよね。
半減期も大きなニュースですが、注目したいのはビットコイン現物ETFの承認です。
仮想通貨投資家だけでなく、株式投資家、機関投資家もビットコインが重要なアセットとなりました。
ビットコインの可能性を3つ挙げていきます。
ビットコイン現物ETFの増加
ビットコイン現物ETFが承認されたブラックロックだけでなく、
大手資産運用会社がビットコイン現物ETFに参入してくる可能性は非常に高いです。
米証券取引委員会(SEC)や香港証券先物委員会(香港SFC)に続いて、
世界各国の市場で上場が承認されていくことも期待できます。
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投資家層の拡大
これまでビットコインを投資目的としていたのは一部の人のみでしたが、
ビットコイン現物ETFの承認により株式投資家、機関投資家など
伝統的な投資手法に重きを置いていた投資家層の資産流入が期待できます。
株式投資家、機関投資家の方が資本力も人口比率も圧倒的に多いので、ビットコインの伸び代は無限大です。
世界の共通通貨となるのか
エルサルバドルのようにビットコインを法定通貨としている国もあれば、
決済手段としてビットコインが使えるサービスもあります。
国や地域によってビットコインの普及率はまちまちですが、今後世界の共通通貨となっていく可能性があります。
ビットコイン取引に人気の国内取引所3選
コインチェック
名称 | コインチェック(Coincheck) |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
設立 | 2012年8月 |
サービス開始 | 2014年8月 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 29種類(2024年4月時点) |
関連サービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート Coincheck貸暗号資産サービス など |
公式サイト | コインチェック公式サイト |
コインチェック(Coincheck)はマネックスグループに属している仮想通貨(暗号資産)取引所で、
取引所としては国内で最大級の29銘柄を取り扱っています。
人気は非常に高く国内の口座開設者数は250万人を超え、
アプリダウンロード数は5年連続で1位を獲得しています。
また、仮想通貨(暗号資産)の売買だけでなく、つみたてやIEO、NFTなどブロックチェーンの各種サービスがある他、
でんきやガスなど公共料金が仮想通貨(暗号資産)で支払えたりもします。
ブロックチェーンは一度始めると、さまざまなことができると知り、色々なサービスをやりたくなるはず。
仮想通貨(暗号資産)を始めたい方にオススメの取引所です。
コインチェックに
DMMビットコイン
名称 | DMM Bitcoin |
運営会社 | 株式会社DMM Bitcoin |
設立 | 2016年11月 |
サービス開始 | 2018年1月 |
提供する取引形式 | 現物取引-販売所・BitMatch注文 レバレッジ取引-販売所・BitMatch注文 |
取り扱い銘柄数 | 38種類(2024年4月時点) |
レバレッジ取引の最大倍率 | 現物取引-販売所:0.0001BTC 現物取引-BitMatch注文:0.01BTC レバレッジ取引-販売所:0.01BTC レバレッジ取引-BitMatch注文:0.1BTC |
公式サイト | DMM Bitcoin |
DMM BitcoinはDMM.comグループに属する株式会社DMM Bitcoinが運営している仮想通貨取引所(暗号資産)取引所で、
取引所として38銘柄を取り扱っています。
DMM Bitcoinはレバレッジ取引に長けていて、
低コストで注文できるオリジナルのBitmatchを採用しています。
DMM Bitcoin専用アプリはシンプルなSTモードと、
高機能なEXモードの2つのモードが搭載されていて、DMM.FXなど他の金融サービスの技術が活かされています。
仮想通貨(暗号資産)のビギナーからエキスパートまで、幅広い層にオススメの取引所です。
DMMビットコインに
GMOコイン
名称 | GMOコイン |
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
設立 | 2016年10月 |
サービス開始 | 2017年5月 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 26種類(2024年4月時点) |
関連サービス | つみたて暗号資産 貸暗号資産 ステーキング IEO API |
公式サイト | GMOコイン 公式サイト |
GMOコインは東証プライム上場企業GMOインターネット株式会社の子会社、
GMOコイン株式会社が運営している仮想通貨(暗号資産)取引所で26銘柄を取り扱っています。
GMOコインは人気が高く、GMOインターネットグループはGMOクリック証券など複数の金融サービスを運営していて、
高度なセキュリティ技術が用いられています。
上場企業傘下の信頼感やサービスの利便性の高さからオリコン満足度総合No.1を獲得、
GMOコイン専用アプリはシンプルで使い勝手の良いノーマルモードと、
高機能なトレーダーモードの2つのモードが使えます。
仮想通貨(暗号資産)のビギナーからエキスパートまで、幅広い層にオススメの取引所です。
GMOコインに
ビットコインは少額から始めるのが良い
ビットコインのメリット、デメリット、購入目的、今後の可能性などを紹介してきました。
保有しておきたいアセットなのは間違いないですが、良い情報だけでなく、リスクも考慮して購入をしたいですよね。
当ブログでは無理のない範囲の仮想通貨(暗号資産)購入をオススメしています。
少額で購入して、相場変動になれたら追加投資をする
もしくは少額で積立投資をする、というのが賢明です。
無理のない範囲というのは自分のリスク資産のうちの5%未満が推奨です。
少しでも仮想通貨(暗号資産)購入の参考になったら嬉しいです。